私たちの活動にご支援いただける皆様へ

 私たちの過去12年間の東アフリカにおけるすべての活動は、無給の奉仕活動であります。
家族の生活は、日本の教会・クリスチャンからのサポートによって支えられてきました。

 98年8月、バブル崩壊後の経済不況の影響で、経済的に弱くなった主要なサポータである所属教会は、私たちに活動を中止し、帰国して日本での伝道に復帰することを要請してきました。まさに今、24年前JOCV(青年海外協力隊)時代のエチオピアからの撤退に次いで、私は再度のアフリカからの撤退に直面しています。
しかし、退くわけにはいきません。アフリカの人々と共に生きることは私たちの生涯をかけての使命です。

 私は所属教会の牧師職を辞任せざるを得なくなり、この働きを続けるために支援してくださる教会・人々を、新たに得なえればならなくなっています。2000年10月から私は日本各地を回り、アフリカでの働きを伝えながらサポートを捻出し、このアフリカでの働きを続けていく決意です。

 私の使命は、教育的活動を通してアフリカの人々に仕え共に生きることで、その教育的関わりは、いわゆる「持たない」人々と「持てる」人々の双方に対してなされなければならないと考えます。「持たない」人々の生活が向上し、人生に意味と希望を見いだして生きることができるよう、また「持てる」人々がその豊かさを「持たない」同朋に分かち、助け合って生きることができるように関わりを続けることです。
それは長く、忍耐のいる働きですが、アフリカの人々によって自分の確かな人生を見いださせてもらった私には、どんな犠牲をはらってもやるべき価値のある彼等への「献げもの」なのです。
また、この働きは、戦い、対立、不和、混乱の絶えない世界でも、それぞれの国民が人種、民族、社会階層の違いを越えて共に生きる人類への新しい共同体形成への努力の一つだと信じています。
2人のケニヤ人孤児を養子にし、その養育に責任を負っていくのも、こうした「共に生きる」ことの証なのです。

 私たちの働きと活動を支える為にご献金して下さる方は下記にお振込みをお願いいたします。

東京三菱銀行 品川駅前支店(044)
普通預金 4453534
口座名 市橋隆雄

TAKAO & SARAH ICHIHASHI
Kyuna Christian Fellowship
P.O.Box 772 Village Market Nairobi Kenya
Tel  254-2-582756
E-mail: ichihashi@nbi.ispkenya.com


主に在りて
市橋隆雄、さら

2000年9月

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